top of page


風の丘 STORY

01
風の丘の記憶
「飯山市の中でもここは風がよく吹くね」
ここの土地でも、こんなに風の通りがいい場所は特別だと感じる。丘の上にあるから余計に涼しい風が通り、周りでもここだけ不思議な場所。
この場所のオーナーの関さんは昔、ここの土地をほかの方にお貸ししていたときく。
「ここはもともと養豚で豚を飼っていたことがあるんだけど、風がよく通るから豚が病気にならなかったんだ」
ここでの生活は動物にとってもよい環境。
夜は空に星が輝き、空気と風と水のエネルギーがとても心地よい。
秋はススキの丘であったそうな。風にススキが揺れる。
冬、この地の雪はものすごく多い。
丘の近くには かまくらの里があり。戸狩スキー場もある。空気が澄み、星空が広がる。
今は、春になれば関さんが丘の上に植えた桜の木が花を咲かせる。
夏は水が入った田んぼから、涼しい風が丘へと吹き抜ける。
ここは山に囲まれた小さな丘。
その周りは星、水、風、太陽、森林、土
いろんなものを感じて過ごす時間が欲しいと思う。
ここには普段の生活に見ることがない、いろんなものがある。
そうだ、ここにあるものでこの場所の名前にしよう。
風丘咲間という名前は変な名前だと思う?
私もそう思う。でも好きな名前になった。
02
咲く時間
2025年 春


03
時間あります。
咲くのもあっという間だし、散るのもあっという間。
いい部分を見るか、それともそうでない部分をみるか。
それは同じ時間であっても、同じこと。
どう生きて、どう死ぬか。
それも同じことであるとおもう。
同じ時間を過ごすなら。
ここにいる過ごし方をちょっと変えてみるだけ。
04
さいた さいた さくま
さくまのはながさいた。

bottom of page